2018.07.13
コミュニケーション能力が低い人の特徴
コミュニケーション能力が低い人は自分主体になりがち
プライドが高い
コミュニケーション能力が低いといわれている人の多くが、「プライドが高い人」です。他人よりも優れている、一人で何でもできる、他人に頼むのが嫌だ、といったように自分が一番優れていると思っている人は、自分の能力を過信し過ぎているため一人でこなそうとし、周囲にもほとんど協力しない傾向があるため、周囲との関係性が希薄になりがちです。そのため、コミュニケーション能力も育たず、低いままです。
自分主体で進めたがる
他人の意見を受け入れず自分の意見ばかりを通そうとする人もコミュニケーション能力が低い人の特徴です。ひとつの目的に向かって組織で意見を交わし合いながら最適な手段を選ぶことは人との関りや結束力を育てることができますが、自分主体で物事を進めるタイプは周囲から疎外されやすいため人と関わること自体が難しくなります。また、自分主体な人は自分が一番大事になるため、自分の望むことしかしません。人付き合いに必要な我慢や諦めもせず、ただ自分のことだけを大事にしていればいいので非常に楽で簡単ですが、それを続けていてはコミュニケーション能力を培うことはできないのです。
話し下手、聞き下手
コミュニケーション能力が低い人は自分の意思を周囲に伝えることがあまり得意ではありません。そのため、物事を理論的に組み立てて話すのではなく自分の思ったことを好きなタイミングで口にすることが多く、周囲の人の会話もよく聞いていません。そのため、浮いた存在になりやすくコミュニケーションをとること難しくなります。さらに、このタイプの人は場の空気も読めないことが多いため、罪悪感なく話を遮ってまったく違う話をしてしまうことがあります。楽しく会話をしていたのにいきなり遮られたら、迷惑に感じてしまうのも仕方がありませんよね。本人に悪気はなくとも、そういった行為が続いていけば自然と人は離れていってしまいます。周囲の人との関わりがなければ、コミュニケーション能力を高めることはできません。
また、他人と話をするのが好きな人も話し下手や聞き下手の傾向があります。このタイプの人は会話をしていることでコミュニケーションをとっているつもりになっていますが、自分の意見だけを積極的に伝えて相手の意見を理解しようとしないため、会話が成立しているとは言い難いです。ただ話を聞いているだけでは意思の疎通はできません。
他人に興味がなく感情の起伏も少ない
周囲の人とコミュニケーションをとるためには、相手の話に共感し気持ちを同調させることが必要です。しかし、コミュニケーション能力が低い人は感情の起伏が少ないため、他人に共感することがほとんどありません。相手とコミュニケーションをとって信頼関係を深めていくためには、ただ話を聞くだけでなく相手に質問したり自分の意思を伝えたりすることが必要になります。相手に伝えるためにはリアクションをとったり言葉で伝えたりしなければなりませんが、感情の起伏が少ない人にとってこの作業は非常にハードルが高いためなかなかコミュニケーションをとることができないのです。