会話を盛り上げるテクニックを身につけてコミュニケーション能力を高めよう

コミュニケーション能力向上講座

2018.07.15

コミュニケーション能力が高い人が実行していること

会話を盛り上げるテクニックとは?

会話の切り替えタイミングに気を配る

コミュニケーション能力が高い人は察知する能力が高いため場の空気を読むのが非常に上手です。そのため、会話が停滞してきたなと感じたらすぐに話が切り替えられるよう、相手の価値観に沿って興味のあるものやモチベーションがあがる話題を的確に選んでおき、適切なタイミングで切り出すようにしているのです。

会話の割合は7:3

相手の価値観を把握するために大切なのは「話をしっくりと聞くこと」ですが、コミュニケーション能力が低い人はこれができず自分の話ばかりしてしまうのです。人は相手の話を聞くよりも自分のことを話すことを好む傾向がありますが、コミュニケーション能力をあげるためには聞き上手になることが大切です。会話をするときは「相手:自分=7:3」の割合になるようにしましょう。相手が心地よく会話できるため、話も弾み相手の価値観がより探りやすくなります。

会話のキャッチボールを意識する

相手と信頼関係を深めるためには上辺の会話だけでは不十分です。本音が話せるようより深く会話のテーマを掘り下げていく必要がありますが、このときに必要になるのが「連想力」です。「今日の予定は?」「習い事です」という会話を例にしてより詳しくみてみましょう。
この会話の中でキーワードとなるのが「習い事」です。このキーワードをもとにして、どんな習い事をしているのか、その習い事の楽しみは何か、など質問することで会話のラリーを続けていくことができます。ですが、いくら会話を広げるためとはいえ一方的に質問ばかりしていては会話ではなく尋問になってしまうので注意が必要です。返ってきた答えに自分のエピソードを絡めて自己開示もすることで、より距離を縮めることができます。
コミュニケーションに会話のキャッチボールが欠かせないことはこちらの書籍にも詳しく書かれています。

コミュニケーション100の法則

この書籍ではコミュニケーションについて理論的にではなく、当たり前だけど忘れがちなことが主に書かれているため、コミュニケーションが上手くとれないと悩んでいる人におすすめの一冊です。

有効なテクニック「5W1H」

会話をスムーズに進めるために有効なテクニックが「5W1H」です。
「誰が(Who)」「どこから(Where)」「何を(What)」「いつ(When)」「どこへ(Where)」と「どうした(How)」からなる5W1Hはひとつのキーワードから5通りに展開することができます。たとえば、好きなものについて聞いたときに、「when」なら「いつから好きなんですか?」、「Why」なら「どうして好きなんですか?」と話を盛り上げていくことができるのです。しかしながら、この5W1Hはすべてのキーワードに通用するわけではありません。

会話に行き詰ったときは?

連想力と5W1Hを駆使しても会話に行き詰ることはありますし、展開する方向を間違ってしまい相手が興味をなくしてしまうこともあるかもしれません。その場合は「適度に整理すべしの法則」を使って会話を盛り上げましょう。
「適度に整理すべしの法則」とは営業や水商売など初対面の人と会話することが多い仕事の人が使っているテクニックのひとつで、「テ(テレビ)」「キ(気候)」「ド(道楽、趣味)」「ニ(ニュース)」「ス(スキャンダル)」「ベ(勉強)」「シ(仕事)」から構成されている法則です。これは相手の空気をみて、話を切り替えた方がいいなと思ったときや会話のきっかけがほしいと思ったときに役立ちます。

コミュニケーションの重要性について

当サイトでは介護業界で働く人に必要不可欠なコミュニケーションの重要性について説明しています。会話が続かずなかなかコミュニケーションがとれないと感じている人はぜひ参考にしてみてください。なお当サイトに関するお問い合わせは【こちらから】お願いします。

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