介護現場でのコミュニケーションテクニック!「使える話題」

コミュニケーション能力向上講座

2018.07.20

使える話題

共通の話題で会話を広げよう!

まずは「挨拶」から

初対面の人と最初に交わすのが「挨拶」です。大抵の場合は、「こんにちは」と話しかけると「こんにちは」と返してくれますが、介護を受けているお年寄りの中には聴力が衰えて上手く聞き取ることができなかったり、認知症で挨拶が認識できない場合もあります。事前に「耳が遠い方なので」と教えてもらえていたら聞き取りやすいように話しかけるなど注意することができますが、特に情報がない場合はまずは普段自分が話す感じで話しかけてみましょう。その際に普通に受け答えをしているようなら問題はありませんし、もし反応が鈍いようなら聴力の衰えを察することができます。「え?」と聞き返されるようなら、声を大きくして低い声でゆっくりと話しかけてみましょう。また、上手く聞き取れなくても口の動きなどから会話を推察してくれる方もいらっしゃるので、口元が見えやすい角度で話すこともポイントです。

当たり障りのない「天気」の話題からスタート

会話を展開するのにおすすめなのが「天気」や「季節」の話題です。「今日は暑いですね」や「そろそろ雨が降ってきそうな雲行きですね」などの機構の話は手軽にすることができるので、会話のスタートにもおすすめです。ただし、ただ単に暑さや寒さを伝えるのではなく、「寒いのが苦手なので暑くなってきてよかったです、○○さんは暑いのは平気ですか」のように自分自身の話も一緒に織り込むことで話をするとより広げやすくなります。

「出身地」で盛り上げる

会話を続けてコミュニケーションが取れるようになったら、さらに話を盛り上げるためにおすすめなのが地元ネタや出身地の話題です。「もうすぐお祭りの季節ですね」や「子どものころはどこに住んでいたんですか」など、ローカルな話題をきっかけに「どんなところだったか詳しく教えてください」など昔話を発展させて会話を盛り上げることができます。

「時事ネタ」もおすすめ

昔話は話を展開しやすいため、昔話をすると盛り上がることが多いのですが、中には昔話が苦手であまり話したがらない人もいます。その場合は昔話を聞き続けるのではなく、ニュースなどの時事ネタを振ってみましょう。意外と新聞やテレビを細かくチェックしている人もいるため、台風などの天災やニュースなどジャンルを問わずに話を展開することができますが、その中でも特にスポーツの話題は盛り上がりやすいので、お年寄りに人気の高い相撲などの話題を積極的に振ってみましょう。

コミュニケーションには安心感を与える効果も

ちょっとした話題をきっかけにコミュニケーションをとることができれば信頼関係も築きやすくなりますが、相手の話を受け入れて寄り添うことは相手に安心感や満足感を与えることもできます。こちらのきらッコノートでは、コミュニケーションのとり方についてより詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
ここではコミュニケーションがもたらす効果や円滑なやり取りをするためのコツ、利用者さまとの会話で使える話題などを紹介します!
「きらッコノート」より
引用元について こちらでは共通の話題から会話を展開していくことだけでなく相手の言葉を繰り返すなどすぐに実践できるコツが紹介されています。
コミュニケーションの重要性について

当サイトでは介護業界で働く人に必要不可欠なコミュニケーションの重要性について説明しています。会話が続かずなかなかコミュニケーションがとれないと感じている人はぜひ参考にしてみてください。なお当サイトに関するお問い合わせは【こちらから】お願いします。

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